音楽を始めるきっかけとなったのは、父親が音楽関係の仕事に就いていた影響で、幼少の頃より様々な楽器に触れていたことである。3歳の時にピアノを習い始めたのを機に、ローズピアノやガットギター等にも触れ、13歳の時にはドラムを始めた。16歳になるとロックに傾倒し、エレキベース、エレキギター、アコースティックギターをバンド等で演奏し始める。この頃はヘヴィメタルやハードロックを好んで聴くようになり、グリーン・デイや当時の流行歌等を聴いていたが、父親の持っていたジャズのレコードを聴き漁っているうちにジャズに傾倒するようになる。この当時、オスカー・ピーターソンのアルバム『We Get Request』や、父親の仕事の関係で偶然知り合った吉川忠英に多分に影響を受ける。
2004年には、半野喜弘のアルバム『Lido』の発売を記念したコンサート『Yoshihiro Hanno Concert 'Lido'』に、Lido Ensembleのピアノおよびキーボード担当として参加。この頃より他アーティストとの共演を行うようになり、2005年にはTammyのミニアルバム『ギターとラブレター』で初めて音楽プロデューサーを務める。
2006年、映画『colors』のサウンドトラック『colors original soundtrack』を発表。大橋好規としては初の作品発表となる。2007年には、大橋トリオとしての初のアルバム『PRETAPORTER』を発表。関西のFMラジオ局やCDショップを中心に話題となり、9,000枚を超える売上を記録する。以降、大橋好規として計3枚、大橋トリオとして計2枚のアルバムを発表。その他、ナレーターとしても、CMやアーティストの作品のTVスポット等で活動を行う。
2009年、iTunes Storeが発表する『iTunes JAPAN SOUND OF 2009』において、2009年最も活躍が期待できる新人のうちの1組として選出。全国のCDショップ店員の投票によって選出される『第1回CDショップ大賞』では、2008年発表の2枚目のアルバム『THIS IS MUSIC』が準大賞を受賞した。『第1回CDショップ大賞』受賞の翌日には、ミニアルバム『A BIRD』でメジャーデビューした。